2005年 5月 1日 (日) 10:23:45 JST
(殴り書きです。どこが間違ってるかわかんないす)
CD-ROMブートのFreeBSD。詳しくは
開発本家サイトへ。
KNOPPIXと、ほぼ同様の利点がある(省略)。
作成スクリプトがFreeBSDのportsに入っている
(オリジナルCDを作る標準手法が存在する)。
FreeBSDシステムのフルビルドと大体同じ手順なので、FreeBSDをインストール
したAT互換機があればオリジナルCD作成が、すぐ試せる。
以下、起動させるだけの解説:
- 配布サイトより落として、CD-Rなどに焼けばいい。
- 注意:イメージとして焼くこと(できたCD-Rにファイルが一つ入っていたら、失敗している)。
- CDから起動するようにPCの設定を変えて、CDドライブに焼いたCD-Rを入れて再起動すればよい。
FreeBSD(5.4-RC3で確認)をインストールしたPC-AT互換機(以外はよく知らない)
に、以下のソフトをインストールする。入れてないものは、メニューからは
インストールできない。
- FreeBSDのソース(/stand/sysinstall や、cvsup 等で入手する)
- freesbie パッケージ ( FreeBSDの ports でインストールするのが簡単。 スーパーユーザになって /usr/ports/sysutils/freesbie に行き、make install でOK)
- その他入れたいものをportsから make install。
# cd /usr/local/share/freesbie
# ./freesbie で、作成スクリプトが起動する(Xはなくてもよい)
メニューに沿って一つ一つ実行する。
一通り済んだら、Exit で終了し、burncd(8)やcdrecord(1)でCD-Rなどに焼く
ATAPI CD-R/RWドライブの場合:
# burncd -f /dev/acd0 data /usr/local/share/FreeSBIE.iso fixate
SCSI CD-R/RW ドライブの場合:
# cdrecord dev=0,0,0 /usr/local/share/FreeSBIE.iso
要するにFreeBSDのシステムを所定のディレクトリにフルビルドし、
パッケージ + 設定ファイルを追加して、iso イメージに丸めている。
メニュー(と、その中身)はシェルスクリプトで実装されている。
作成環境と違うバージョンのisoイメージが作れるのかは不明(どこかが変になるかも)
なので、両方を同期させる(余計な付加設定なし)が吉?
- うんと手を抜いたので、ほとんどFreeBSDの src 以下だけ(XもOOoもMozillaもなし)。
- iso イメージができた。PC-UN*XやMacOSX で中を覗ける。
- burncd(8) 等で焼いて、CD/DVDドライブから起動できた。
- /etc/fstab を設定してないので、/bin/sh が起動するところまでしかいけなかった。
- 入れたパッケージ(bash2.05)が動かせた。
- ハードディスクとフロッピーディスクをマウントして書き込めた。
- カーネルのビルドに失敗。デフォルトのMYKERNELは"FREESBIE.5"だったが、device "pcm"と device "fla" でエラー。
- カーネルやシステムのビルドでコケても、それを表示する仕掛けが(動作し)ないので、気付きにくい。
- "Kernel" メニューでカーネルのインストールに失敗すると、(当然)カーネルなしのisoイメージができる。
- それで起動できるわけがない。ブートメニューが始まりでプロンプト。
- burncd(8) コマンドのオプションの最後に "fixate" をつけないと、ドライブによっては起動できない。
- /etc/fstabがどこか変?なので、login: プロンプトが出るまで進まなかった。