アナログ時計の読み方とか、自転車の乗り方とか。
デジタル時計しか読めない、あるいは三輪車しか運転できない
よりも、格段に便利であることは間違いない。
ずっと活用する機会が無くても、知らない間に忘れたり、
機器の仕様が変わって役に立たなくなることもない...
はずだ(未確認)。
しかしながら、個人的にはどちらも身につけるのは容易でなかった。
小学生の時代には、親兄弟にさんざん指摘されたり、
両膝、両肘を血だらけにしたりと、習得に難渋した覚えがある。
とある酒席の雑談で思い当たった。キーボードを見ずに打鍵する技倆も
それに似ている。
学生時代の終り頃、初めてコンピュータ(マウスなし、GUIなし)に触れた後は、
両手が痛み、目が霞んで肩が凝った。自分のした操作の意味合いを
考えることなど、とてもできなかった。
なにげなく打鍵できるようになると、このあたりは非常に楽になった。
ほぼ身についたと思えるまで、二ヶ月くらいかかった気がするが。
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