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ずくぶろく


2020-07-05(Sun) ほぼ真夏並み

[行ったとこ] ジュンク堂など

だるくてめんどいが、起きて動く。それだけだ。

昼過ぎに野暮用が終わる。3/29に開封したトイレットペーパー (12巻入り)が尽きた。
98日経っていた。約8.2日で1巻き消費したことになる。

いつもの店で昼食(1,400円)。しばらく迷ってからジュンク堂に 足を向ける。

付録付きでビニール袋に入った「天文ガイド」(1,089円)、 「 いちばんやさしい憲法入門(第6版)」(1,760円)購入。紙のカバーに 付加料金は発生しない模様。

スーパーに歩く。食材など購入(426円)。

[読んだ本] 決定版 長くつ下のピッピの本

本は色々買って、その一部を読んでいる。また少しずつ書いてゆくとするか。

原典の挿絵と、新訳が良かった。エピソードが一部省かれていたり (火災で人命救助の話が無いのが惜しい)、また改変されていたり (買い物をする物語に、マネキン人形の腕をもぎ取って、店員を 金貨で黙らせる一幕が無い)するが、作者の選集というところか。

嘘話を次々と語る主人公は、寝かしつけてもらう間に次々と 目もくらむような(本当かどうかさっぱり分からない)話を 続けるピーターパンを思わせた。

公教育の概念も、そしてそこでどう立ち回るべきかも 教わらずに学校に飛び込んだ主人公の言動は、クララの 家庭教師に、知力の欠損を疑われたハイジのそれを連想した。

外国からやってきたサーカス一座の、怪力男の名前に時代背景(大戦中)が 想定されること(訳者の奥付にあった) は全く考えつかなかった。

Pippi LångstrumpがPappa Långbenのもじり、という説は 岩波の奥付に推測の形で述べられていたが、 根拠ははっきりしないようだ。
作者の娘は、自分が思いついたと証言しているが。

[読んだ本] 南北戦争と国家

ジュンク堂で手に取り、買うかどうか大いに迷ったが、 今手元にあるのは図書館の蔵書。初版本(1992/12/10版)だが、 現行の第2版と違うところは値段だけ(初版4,200円+税126円、 第2版税込み6,380円)らしい。

返却期限が明日で、半分も読めてないが、 非常に読み応えがあった。
財政政策、通貨統合、徴兵制度等が、合衆国の在り方を 大きく変えてゆくことがよく分かった。
国家主権が州権論のもとで分散されていた、 当時の連邦政府が、「破産状態にあった」「名目だけの」 存在で、リンカーンが就任直後に取った、戦争(叛乱) への対策についても、「そのようなことを実行しうる力はないと 誰もが考えていた」(括弧内は第一章の引用)といった 認識などは、Web上のリソースを 撫で回したところで、なかなか頭に 入りそうにない。

さて、 図書館で読んだだけでは足りず、結局買った本もあるが、 これもそうなるか、どうか。


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