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屑俺日記

僕の備忘録(PC、UN*X、ネットワーク関連が中心)なんです。
自分の書いたところは適当(な時とか)に書き換えますので御了承を。


2007-03-26(Mon) それぇ

ダメすいっち

SWP-0008F氏ね。
これではLANの分割はできても、ルータやプリンタなど、VLAN間で共通に使用したいモノが繋げられないじゃないか。

あれでもか、これでもかと機能てんこ盛りを謳いあげてる癖に、 マルチプルVLANできない(サポート担当者断言せり)8ポートのVLANスイッチなんて

糞だ。

trunkとbonding

実用には糞かもしれんが、玩具としてはちょっと面白げ。と ポジティブに考え直す。
一台のホストの複数のイーサネットインターフェースを 同じスイッチに繋いで使えるか試すことにする。

linux-net.osdlのサイトも見たが、 カーネルソースのDocumentation/networking/bonding.txtと大体 同じみたい。
例によってPlamo-4.21。kernelは2.6.20とか21とか。

まずカーネル再構築。CONFIG_BONDING=m にする。 次いでifenslaveコマンド((8)といったところか)をビルド。
これはカーネルソースに同梱されている。

# cd Documentation/networking/
# gcc -Wall -Wstrict-prototypes -O \
            -I/usr/src/linux/include \
            ifenslave.c -o ifenslave
# cp ifenslave /usr/sbin

modprobe bonding とかすると、bond0ができた。このとき dmesgにこんなの。

$ dmesg | tail 
(ry
bonding: Warning: either miimon or arp_interval and \
arp_ip_target module parameters must be specified, \
otherwise bonding will not detect link failures! \
see bonding.txt for details.

なんか細かい設定が載っているようだけど、 めんどくさいので、凝ったことはやらない。
eth1とeth2(どっちも蟹だ)をまとめることにする

# ip link set eth1  up
# ip link set eth2  up
# ip link set bond0 up
# ifenslave -f bond0 eth1 eth2
# ip addr add IP/MASK dev bond0

bond0、eth1、eth2全部eth1と同じMACアドレスになった。

スイッチの適当なポート二つをtrunk設定して、 eth1とeth2に繋ぐ。
別のリモートホストからping してみる。反応あり。
なんか両方に飛んでるらしく、双方のLEDが同時に点滅している。
片方引っこ抜いても、ちょっと途切れるだけで、通信は続く。
tcpdump で eth1 と eth2 を別々に見て、首をひねった。 交互に反応しているように見えたが、どっちも echo replyしかキャプチャされないのだ。
bond0からはrequest/reply双方が見えるのだけど。

別の(bondingしてない)ホストからファイルを転送してみたが、 転送時間は全然変らない。orz。
で、そっちもbondingしてみる。とはいえ、あまり似たNICも ないので、内蔵のBroadcom4400とPCMCIAのRealtekRTL8139。
...でも、やっぱり、転送速度は 変らない。

orz.


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