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屑俺日記

僕の備忘録(PC、UN*X、ネットワーク関連が中心)なんです。
自分の書いたところは適当(な時とか)に書き換えますので御了承を。


2011-08-10(Wed) 屋内もさほど涼しくはなかったり

truncate(1)久々

GNU Coreutils-7.0 あたりから既に入っているようだった。
DebianはSqueezeまで安定版には入らなかったようだけど。

coreutils-8.10 ]$ grep "Version 6.9" ChangeLog-2008 -B 3
 
2008-01-11  Jim Meyering  <meyering@redhat.com>
 
        * Version 6.9.92.
coreutils-8.10 ]$ sed -n  12235,12238p  ChangeLog
 
2008-06-06  Padraig Brady  <P@draigBrady.com>
 
        Add new program: truncate
coreutils-8.10 ]$ grep  "version 7.0" ChangeLog -B 8 -A 1
 
2008-10-05  Jim Meyering  <meyering@redhat.com>
 
        post-release administrivia
        * NEWS: Add header line for next release.
        * .prev-version: Record previous version.
        * cfg.mk (old_NEWS_hash): Auto-update.
 
        version 7.0
                * NEWS: Record release date.

手作業で作ってみた仮想マシン

truncate で10GBのディスクを作り、fdisk でパーティションを 切る。このとき"x"でエキスパートモードに遷移して"c"にて シリンダ数を決める必要があった。適当に1024にしたが、 一応動いている。二つに切ったパーティションの、 小さいほうをスワップ(82)にする。
kpartx でデバイスファイルを設定して、 mkfs -t ext4 でもってフォーマットし、 マウントする。

$ sudo debootstrap squeeze $MOUNT_POINT  http://ftp.jp.debian.org/debian/

で主要なパッケージをインストールした後、必要なデバイスファイルをマウント する。マウントは LFS Bookの通りに。

sudo chroot $MOUNT_POINT し、カーネルやGRUB2をapt-get。ただし grubの設定はchrootの外が見えているようなのでやめる。
chroot から抜けてumount。

virt-manager のメニューで仮想マシンを設定する。
ここでは、"Import existing disk image"を選択して ウィザードを辿る。
この時点ではまだ起動できないので、一旦終了させて DebianのインストールCDをレスキューモードで起動して、 シェルを立ち上げる。
インストーラのdashは使いづらいので、bash。
grub-install /dev/vda に grub-mkconfig > /boot/grub/grub.cfg。

イメージから起動できたら、/etc/fstab や /etc/network/interfaces、 そして /etc/udev/rules.d/70-persistent-net.rules を 設定。apt-get でその他のツールやユーティリティを入れる。
この時点で、ディスクイメージの実サイズは1.1GBほどに膨らんでいた。

パスワードを設定しておかないとrootでログインできず、CDで2回起動する 羽目になった(/dev/mapper/loopX をマウントして、chroot環境下で パスワードを設定しても良かった)。

ループバックデバイスの切り離しをずっと忘れていたが、 いじらない限り別条ないようだった。


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