雑誌(2012年11月号)に載っている、8等星まで描かれた星図と
睨めっこしながら、市街地の灯火に埋まって
ぜんぜん見えない惑星を、幾夜か散策していた。
双眼鏡を使うと、7等星くらいは見えるようだ。
目指す空域には、5等星より明るい星はなかった。
流石に手持ちの8倍双眼鏡でもって、天空を見上げるのはちと辛い。
昨日購入した三脚アダプタは、早速役に立った。
レンズキャップと、アダプタ取り付けネジの蓋をなくさないように、
キャップの紐ともどもアダプタの支柱に捩じ込めるあたり、なかなか
気が利いている。
何回かの観望を経て、フォーマルハウトからくじら座β星、 同じくι星くらいまで、あまりよく見えない星をなぞれるようになっていた。
うお座44番星と、天の赤道付近のくじら座10番星、そしてうお座側 にある星(昔買った2000年分点の恒星図には載ってなかった) による三角の内側、 44番星と名前未確認の間の、やや44番に近い位置に、 三星と同じくらいの明るさの星が一つ見えた。
間違った方向を見ている可能性を考えて、他のもう少し暗い星を注視。
名前未確認の外側に、こと座を細長くしたような四辺形。そして
その下に同程度の暗い星。いずれも星図通りである。
恒星の一つとしか見えない星そのものには、特に有り難味もない。
さて、移動を確認するのに、何週間かかるだろうか。
ここに表示した
拡大画像と、そのリンク先の
全体画像は、
Wikimediaより拝借したものをInkscapeで編集。
もちろん同じ
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