昨年の引越し後、以前よく行っていた天六のラーメン屋は、 足が遠のいた間のいつかに潰れて、別の店になっていた。
京橋の店がまだあることを聞いて、京橋行きの バスに最初から最後まで乗って行った。
21時を過ぎていたが、天六と違い、繁盛している
様子だった。
味はあまり変わらないようだ。ただ、
自分の舌が変わったかどうか、ともかく
塩辛さが気になった。塩分は半分もあれば
足りそうな気がした。
狭い。そして忙しない。それに騒々しい。
どうも落ち着かない。
逆に言えば、比較的広くゆったりして、少し落ち着ける天六の店
はやっぱり生きてゆけなかったのかも。
頼んだ料理のうち、ライスだけが先に来た。
それだけを食う気にもならず、他を待っているうちに
くだんのライスは謝罪と共に回収されて行った。本番が来た
後にようやく代りのライスが届いた。
自分はこの件に対し、何も文句を付けていない。
さっきの件に対し、勘定の時にまで謝罪してくれた ことに、いささか辟易してしまった。
終バスが既に行った後だったので、学生時代を思い出して
歩いて帰る。
この距離を毎日、朝と夕方になにげなく歩いていた
過去が信じられない。当時は外食はほとんど
しなかった筈であることも。
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