18時過ぎ、帰宅途上で月がぜんぜん見えなかった。
すわ既に本影かと焦ったが、単に方角を間違えてたようだ。
自宅前で、既にあるていど欠けた月が見えた。
Note PCに
望遠鏡と
双眼鏡を持ち出して観望。
皆既まで、住んでいる階の通路にいた。そのあたりで建物の陰に
なったので、望遠鏡を家に置いて古い三脚に
双眼鏡を装着し、地上に下りた。
本影から抜け始めた頃に家に戻り、ベランダで残りを見た。
大体は片手に持ったNote PCでTwitterに書いた。
19:17:?? : だいぶ欠けてきた 19:20:?? : 天王星は右か、それとも左か 19:23:?? : 赤さはいまいち 19:23:?? : 36倍でまあまあ 19:25:?? : 双眼鏡の方が見やすいようだ 19:29:?? : 望遠鏡では皆既の赤さがあまり分からない 19:31:?? : 蚊がまだいる 19:33:23 : ファインダーが一番綺麗に見える 19:37:11 : この倍率ではたとえ天王星が見えても分からないだろうな 19:46:36 : 椅子と双眼鏡の三脚と水割りがあれば... 19:52:26 : 低空は霞んでるが、赤い月の辺りは晴れている 19:59:15 : PCにもストラップが欲しい。左腕がきつくなってきた 20:05:19 : 建物すれすれになってきた。一旦引くか 20:06:48 : まだベランダから見える位置には多分来てない 20:22:57 : 双眼鏡と三脚で地上に降りた。今度は仰角のせいで首にこたえる 20:26:27 : 左の方から徐々に明るく 20:31:06 : 南側一度が天王星らしい 20:42:34 : 地球の影からはみ出る様子がよく見える 20:45:05 : 双眼鏡で影の境目がくっきり 20:47:15 : 宇宙に投影された地球の影のへりを実感 21:03:33 : 肉眼では既に三日月としか 21:04:39 : 眩しくなってきた 21:17:41 : 家に戻り、ムーングラスをねじ込む。裏返しの月を再び鑑賞 21:19:18 : 半影といっても、眩しさは変わらない 21:35:41 : 右端が、ほんの僅か暗いだけになった 21:37:45 : 腹へった。そろそろ撤収するか 21:42:12 : もうほとんど分からなくなった
通りすがりで双眼鏡/望遠鏡を見て行った人は10人ほどだった。
小学生最後の正月明けに見た月食のことを思い出した。
日時はあまり覚えてないが、検索すると1981年1月20日だったらしい。
通りがかりのお兄さん数人が感心してジュース代をくれたり、
これまた通りがかりの酔っ払いのおっさんがくだを巻いて行ったりしたはず。
そのとき使った双眼鏡はオークションか何かに流してしまったが、
買いたてだった三脚は今も使っている(雲台はどこかに行ってしまい、
自由雲台を乗せている)。
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