昨晩決めたため、108円は損になったが、そんなことはどうでもいい。
適当な時刻に起きて、身支度を整え、5時前くらいに出た。
風呂あがりの温もりをかかえて、冬の星々を愛でながら歩
く。金星と木星の接近も、三文の得か。
桜ノ宮から、大阪駅で少し待たされて、新大阪で朝食を購入。
6時発。隣席に誰もおらず、悠々たる気分で8時6分新横浜へ。
よく晴れていたが、富士山の方向だけは例外だった。
検索をたよりに、適当に乗り換えながら日野市の明星大学に着いた。
タイミングよし。適当に挨拶したり話を聞いたりしているうちに
午前が過ぎていった。
たとえば青空文庫の技術的課題について聞いた。
資金的には複数の巨大IT企業から、資金管理団体に若干の寄付がある由。
収蔵した電子書籍のデータ量はさほど多くなく、ネットワーク負荷も
問題になるほどではない。
問題はコンテンツを老若男女多人数で電子化、校正、公開するシステムにあった。
別のデータセンターに設置された、太古の専用サーバ(DNS、HTTP、SMTP、DB
他色々)が稼働しているが、管理者不在のまま老朽化かつ魔窟化している。
ミラーサーバ停止の結果各種の電子ブックがアクセス不能になったりしたこと
もあり、サービス内容の洗い出しが急務とのことであった。
書籍の電子化が書籍執筆者、編集者に与える影響についての鼎談も聞いた。
電子化しても書籍編集のコスト削減に繋がらない(印刷、在庫は規模に比して
さほど大きくない)由。
電子化しても市場規模が小さく(さほど急成長しているわけでもない)、利益が
見込めないので、既存の出版社は電子化に消極的。
その一方で熟練編集者のリストラや、仕事量増加による品質低下が問題に
なっていたりする。
技術書の陳腐化の速さは、編集や製本にかかる遅延よりも、執筆自体が
さほど速くなっていない現実が主因であるとの話もあった。
怪しげなカメラと、薄い100円の冊子と、萌えたLinuxの同人誌と、 グラフデータベースの入門書とを購入。
LTまで聞いて、片付けを少し手伝って出た。
東海道らぐに案内されつつおぼつかなく乗り換えて新横浜へ。
風はかなり冷たかった。
19時29発。21時40分着。帰宅は22時半くらい。
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