昨晩、チケット屋を3つばかり回って、第3ビルだか第4ビルだかの地下でようやく入手。
超不人気は明らかだ。見た限り、どこも午前に一本しか上映してなかったし、今は梅田の
ほとんどの映画館で打ち切られている。
満員御礼の心配も要らず、退出時の混雑も懸念に及ばず、悠々と映画館へ。
第4ビルの向かいのビルに歩き、エレベータで7階へ。座席を予約して間もなく
入場案内のアナウンスが流れた(映画個別に流しているようだ)。エスカレータで12階へ。
10人くらいが席を埋めていたようだ。同じ列には誰もおらず、ゆったりと鑑賞できた。
観客のほとんどは原作に目を通している、かもしれない(未確認)。
流石に北杜夫と和田誠の創ったイメージは強すぎた。
主人公(主役でなく語り部)はなかなか健闘している。
原作のエピソードを脚本に入れるのはかなり難しかったみたい。読んでいる立場から
はそれに思いを致してうなずくことができたが、知らなければ浮いてる感じは免れまい。
殊にムカデ事件はできなさすぎ。
オリジナルストーリーはなかなか味があったと思う。結局元の木阿弥、も終幕として悪くない。
さて公式サイトのURLはいつまで有効なのか。
おまけ。原作は文庫本で読めるが、旺文社で出た初版に大いに見劣りする。
挿絵が大幅に間引かれていて、しかも表紙を除いてモノクロ。大いに遺憾。
映画を見終わり、6Fのジュンク堂で「われはロボット」ようやく購入。
適当なバスに乗って、野田阪神で下車。昼食をとって福島図書館に歩く。
映画を見たことを書いたり、本をめくったりして時間を潰し、野田駅から大阪駅へ。
15時ちょうど発の新快速で、京都まで30分。
西本願寺まで足を伸ばす。ずいぶん遠く感じられるようになってしまった。
また京都駅前に戻り、甘いものを食べ、苦いものを飲んで、1時間前くらいまでいた。
KOF2016で買ったUnix考古学を読みながら待つうちに、人が徐々に集まってきた。
雑談したり準備を傍観したりしていた。
Stive Jobsを軸にITについて色々と語られていた。適当にTwitterに投げまくっていた。
世間並みの人ならちんぷんかんぷんかもしれない。おじさんおばさんは大いに盛り上がっていたが、
学生さんたちの耳に、はたしてどう響いたか。
18人かそのくらいが懇親会についてきた。ここでもおじさんたちだけ元気すぎ。
23時8分くらいの新快速で本記事を書きながら帰阪。桜ノ宮から自宅まで、小雨をたっぷり浴びた。
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