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ずくぶろく


2019-03-09(Sat) 晴れてたが出なかった

[読んだ本] 学研の図鑑 電気

奥付に1975年2月10日初版発行。1996年2月29日第38刷発行、とある。

小学校1年になる前か後かに買ってもらって、ほとんど理解できない 記事を夢中で読んでいたのは多分初版。
2年の冬、旅行中に紛失して、以後たまに図書館で拾い読みする程度だった。 紛失が自分の何を変えたのかは、今でもよく分からない。

章ごとの内容を要約すると、 雷にはじまる電気の性質について。そして電気要素部品について。 そして送電システムについて。それから家電製品の 構造について。
テレビについては受像機と放送システム の説明に一章を設けている。そして有線、無線の通信システム について。それから電気エネルギーの利用法について。
あと、付録的に電気の単位や記号、そして電気技術の簡略な 歴史(内容のほとんどは19世紀だった)など。

今目の前にある版は、初版から多少の改訂はありそうだけど、 基本的には初版と大差ないようだ。それ以降に登場した家電など については入っていない。デジタル技術についての説明も ごくわずか。

借りた理由の一つが「電話」。プッシュホン(1969年の写真あり)の動作原理は 書いてないが、ダイヤルによる番号送信の構造について、 そして交換器についての記事があった。
ステップバイステップ、クロスバー交換器の 記事のほか、手動交換と電子交換器の写真も載ってはいた。
あまり分からないけど。

今ではほぼ忘れられてそうなテレタイプ、テレックス(6年生の 社会科教科書に出ていた記憶あり)の写真や説明もあった。
当時は最新鋭だったはず。

余談。スマホに関係する技術を網羅的に解説しようとすると、 とても一冊にはまとまらないような気がした。


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