いくら褒めても足りない。
まだ、ほんのさわりしか読んでないが、内容の豊かさに
圧倒されるばかり。
主人公の父(アイルランド移民)と、母(ハイチ独立により
アメリカに移住したフランス人の娘)の状況を
史実から見つめ直すだけでも、どこまで引っ張れるか
想像もつかない。
芳醇な描写については、語るまでもないだろう。
原文の妙を到底日本語に表せない翻訳者の表情が
想像できそうだ。
とても立ち読みでは味わい尽くせない。とりあえず 一巻だけ買った。はたして読了できるか。
とってつけておけば、この物語が、奴隷主の視点でもって 創られた虚構であることを見失わないようにしたいとは思う。
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