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ずくぶろく


2020-10-11(Sun) 台風がかすめた昨日は降ったり止んだり晴れたり曇ったり。今日は大体曇り

[行ったとこ] 適当に

昼過ぎに外に出て、 カメムシ や チョウの写真を撮ったり していた。昼食に1,400円。

定足数を辛うじて満たしていた会議は一時間半余りで終わった。

都島図書館に足を伸ばす。子鬼がオランダに 渡る話とか、一休ばなしとかを拾い読み。

一休宗純に仮託した、室町時代の物語は、もう少し知られて良いかも。
「よのなかは くひてはこして ねておきて さてそのあとは しぬるなりけり」とか 仏像をとんでもない手段で開眼供養した始末とか。

やはり知識情報のお手軽なキャンディばかり舐めてると、頭が虫歯だらけ になってしまうようだ。

大阪駅前行のバスが来たので、そのまま乗った。
紀伊国屋に少し、そしてジュンク堂にもう少し。

帰る前に食材少し(691円。記憶でここに書いて、後でレシートを確認。ぴったり だった)。

定形業務は昼のほうがいいが、創造的な仕事には夜のほうがいい。

[読んだ本] ジョン・レノンに恋して

中央図書館で借りた本。
原題は"John"。殺された時の状況がプロローグになっている。

表2と表3は前に借りた人の落書きかと思ったが違っていた。
ジョンの鉛筆書きの手紙だった。後期の「I want you」の を思わせる単純な恋文だった。

ジョンは彼女に歌を捧げなかったのだろうか。

<追記>
彼女のことを歌っていたことは暗黙の了解であったと書いてある。
読み込みが足りなかった。
</追記>

結果だけを書けば、「あんなしっかりしたいい娘さんが、 なんであんな奴に」という、よくあるパターンと 言えなくもなかったり。

ビートルズ草創期の回想(登場人物の特徴など) が興味深かった。最終的に音楽を諦めたスチュと、完璧主義の ポールの対立が、2度めのハンブルク巡業中に激化していたとか、 デビュー直前に解雇されたピート(ずっと後にリヴァプールに帰った 彼女と再会した由)が、代わりに入ってすぐ馴染んだリンゴと違い、 残りの3人の輪に全く溶け込めなかったこととか。
記述内容が、ずっと未来の視点で整理した過去で、当時の考え(日記など)で ないことには、一応注意すべきだろうけど。

二人の破綻の唯一最大の原因が、ジョンのLSD耽溺にあったと書いている。
また、ビートルズが解散に至った最大の原因は、ジョンがヨーコを4人の 音楽制作現場に引き込み、あれこれ批評させたことだと断じている (ポールとジョージの確執にはふれてなかったはず)。

後半についてはヨーコ/ショーンの物言いも知りたいところだ。
きっと全然違う話になるに違いない。


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