昼前に野暮用を済ませた。
昼食(1,400円)の後、どうするか少し考えて、
一旦家に。
中央図書館で借りた本を北図書館で返す。
以後、閉館までそこにいた。
「
イギリス史」(川北稔編)を借りた。
23年ほど前の本だが、まるっきり古くなっている訳でもないだろう。
こないだ
買った本の著者でもあるし。
菓子パンひとつ(155円)、その他食料など(421円)、買い物してから帰宅。
これまでの各国史について、また「先進/後進国」概念などについての 批判的検討とか、ヨーロッパ世界の行き詰まりとその打破としての貿易とか、 アジア大陸にはいくつもの貿易ルートが存在しており、ヨーロッパ人はその 一部を得たに過ぎないとか、17世紀イギリスの閉塞打開とか、アメリカ合衆国 を作ったのはジェントリではなくサーヴァントだとか、産業革命は奴隷貿易から 興ったとか、独立13州に英領カリブ海諸島が入らなかった所以とか、アジアから 輸入したお茶に、カリブ海で栽培した砂糖を入れるなんて普通思いつかないとか。
「農奴解放令(1861年)」と「奴隷解放宣言(1862年)」の近似が偶然で ない可能性についてぼんやり考えていたので、かなり納得がいったはず。
世界システム論自体については、おそらくウォーラースティンの 論考から大きくは変わらないのではないかと思えた。
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