今回の条件はあまり良くなかった。
19:37から19'38まで、135°(南東)仰角22°から12°にわたって見えるだけ、
という予報になっていた。
日中は快晴に近くても、夕方以降は曇ってくるのが普通になった気がする。
予報の方角も薄曇りであった。
意外と人通りの多い土手から河川敷に降りて、川岸の近くに陣取った。
目一杯伸ばした三脚に双眼鏡を据え、
機能をストップウォッチに設定したのらぴかを構えて、
予報位置に向けて待機する。
ちょっと中腰になった。
残念ながら、何も見えていない視野の中に現れた、訳ではなかった。
予報位置の近くで振り回していると(星がいくつか見えた)、予報時間頃に
かなり明るい金色の光点が視野に入ってきた。
双眼鏡で追いながら時々裸眼で見ていた。薄明中で-2等 くらいはありそうだった。
もう少し(300mくらい)北、というか上流というか左というかに
陣取っておくべきではあった。
きぼうの向かう真下にやや高い集合住宅があり、地球の影に消えるのと
集合住宅の陰に入るのと、どちらが先だったか曖昧な消え方だった。
それでも131秒に渡って見えていた。
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