昨晩と今晩とくらいにベランダにD型 を出して、木星やリゲルBなどを 見ていた。
午前2時半くらいにSB+60Q相当、それにGA-4や 接眼鏡、レジャーシートなどを持って出た。
公園の片隅に陣取ってあれこれ。
接続リングの付け直しを間違って、
GA-4はピントが合わずに退却。
山ほどある中継リングの一つを、
買い足さないと非常に邪魔くさい。
極望はほとんど何も見えず、 すぐ諦めた。
北東の適当な赤い星に向けて、ずれ
を追ってみた。
北にずれてきたら、極軸を下げて、
南にずれてきたら、極軸を上げる。
を2、3回繰り返していた。
かなり欠けてきた(月齢24.3)月と、
かなり高空で導入に手を焼いた火星
を見た。カストルも見た。
それくらいしか見る気になれず。
レジャーシートが、そして備品が
特に風も強くないのに砂っぽくなり、
ついで露を帯びてきた。
接眼鏡なども時々曇ってきた。
南中する星を追いかけようかとも 考えたが、天気が曇り始めた ので3時かくらいで撤収。
帰途、ファインダーの接眼キャップを 亡くした模様。
帰宅後、夜が明けてから望遠鏡、双眼鏡、接眼鏡の光学系を 一通りブロアーで吹いたり、クリーニング液で 拭いたりしていた。
D型のフードは、外すと質感の良い金属製だった。
レンズも半世紀近く前と思えないほど綺麗だった。
数年後に出てきたF8シリーズのフローライトは、
ノンコーティングが祟ったとかで多かれ少なかれ
曇っている由(今はハードコーティングできてるそうな)。
FS-60CB(現在60Q相当)セットに付いてきた 接眼鏡はビクセンだったが、固定ネジが一本あるだけの 天頂プリズムも、どうやらタカハシでないっぽい。
中古のバランスウェイト入手(クーポン1,000円引き、
手数料+100円、実払4,800円)。
少々不安ではあったが、取り付けた結果は上々(といえそうだ)。
色合いも純黒ではないにしても濃紺で、薄緑の純正よりまし、と。
何より、とり落とすとどえらい事故になりかねない
危険(尖ってこそいないものの、3kgほどある鉄の塊だ)を冒してまで
EM-2とバランスウェイトを奪い合いしなくて良くなった。
「天文ガイド」(1970年9月号)の広告に、D型の価格が48,000(送料2,300円)
と出ていた。どうやらこれが最初のお値段と見えた。
値段が三倍以上になるまで売っていたことになる。
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