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ずくぶろく


2023-01-28(Sat) 朝、降り止んだ霙が凍っていた

[撮ったもの] ZTF(C/2022 E3) Part.III

ZTF C/2022 E3!

前の日、寝る前にSB赤道儀に乗せたFS60Q相当にカメラを付けておいた。

2時くらいから断続的に窓の外を眺めていたが、ずっと曇っていた。
3時過ぎくらいに少し雲が切れていたので家の前に陣取っていた。
見えるはずの位置は、こぐま座の柄杓近くで、ファインダーでもなんとか 掴めた。

4時前後に何回かシャッターを切った。タイムに筒先開閉。
スリープを解除したノートパソコンが早々に干上がってしまい、 少し大きな雲が出てきたので一旦撤収。
撤収が早すぎたと気づくのはもう少し後、外に出て北天が見事に 晴れ渡っている様子を見たときだった。

最後のひとコマには半分が、一つ前はそれよりいくらか 中央近くに写っていた。

明るさとコントラストを変えたくらいでは尾は見えなかった。

[見たもの] 金星は見えたけど

12時前後にD型を出して金星を見た。一発でOKだった。
しかし水星は見えなかった。木星はチャレンジする気にもなれなかった。
晴れてはいても、午後には薄雲がかかりがちに思えた。

[行ったとこ] 梅田から守口車庫前

15時過ぎくらいに出た。その時点では濃く曇っていただけだった。
バスの車窓に霙が吹き付けてきていた。梅田の一つ前で降りて 望遠鏡の店に走った。
事前に取り置きを依頼していた国際光器の コリメーション・アイピースを購入(5,390円)。
もう少し望遠鏡を見ていたかったが、早々に出た。
一旦大阪駅前までバスに乗り、そちらからかなり待たされて 反対方向のバスに乗った。
大阪駅に着いた頃、霙は既に止んでいて、まだ狭い青空に 月までが見えていた。

コーナンに寄るのは諦めた。
河川敷に足を伸ばそうかと思ったが、低空の雲 を見て、これもやめた。

食糧調達(合計2,633円)。
ソーキそば一杯(700円)。

21時前くらいに出て、食糧に684円。

[グッズ][見たもの] ドブの光軸を少し合わせて

昼前、ホワイティ・ドブをあれこれ。

事前に十字を入れた原寸大の楕円形を作図していた。
図の真ん中に穴を開け、斜鏡枠ごと斜鏡を外し、真ん中近くにマジックで 点を入れてみた。あまり点にはならなかったが。

午前中に押入れを引っ掻き回して天文ガイドのバックナンバーを探し、 どうにか1988年の7月、11月、そして1989年の2月号を発掘していた。
反射望遠鏡の光軸修正に関する記事があったことを覚えていたから。
発掘が遅れたのは、記憶していたよりずっと後だったから。 時系列の記憶はしれっと嘘をつく。

少し拾い読みして、過去にやっていたことを少し思い出し、 ドブの斜鏡と主鏡のネジをひとしきり押し引き。
主鏡の調整には慣れが要りそうだ。長い鏡筒のせいで 目を離している時間も長く、操作結果が分かりにくく捗らない。

ファインダーもざっと平行にしておいた。
このドブは調整しやすいが、ずれやすい構造でもあるようだ。

その上でコリメーション・アイピースを使って、「やらないよりはまし」 な程度にはなった。

涼しい風がひっきりなしに吹き付ける中で軽くテスト。リゲルBが 60倍でさり気なく見えた。シリウスBの壁はまだ高い。

他にM41、M42、M46とM47(FS60Qで見えなかった)などを見た。
低倍率なら一応見られるようだ。
椅子に腰掛けて、鏡筒に抱きつくような姿勢で見ていた。
接眼部の位置があまり良くない気がした。反射経緯台なのに真横 (高度軸に平行)でない理由がよく分からない。

[撮ったもの] M42

FS60Q相当でISO800の設定で10秒露出を何回か。
筒先開閉でも、注意しないとすぐブレるようだ。
画像処理を考えると、8コマ以上は要りそうな気がする。

[見たもの] 25cmで見たZTF(C/2022 E3)

24時前後にドブを家の前に出して見てみた。
こぐま座の柄杓先端から少し離れている。

5cmのファインダーでなんとか見える星を頼りに ほぼ想定する空域に向けた。

心なしか、幾分見やすく感じないでもなかったが、 直視するとよく見えない点、6cmや12cmと変わらない ようだ。尾があるのか無いのかも分からない。
やはり光害強烈な大阪市内では、あまり集光力が 発揮できないのだろうか。昼間の惑星みたいに。

少し疲れた気がしたので、晴天の下早々に休む。


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