10時過ぎ、ベランダの端に目一杯寄せて、太陽を見た。
全体にOr18mmの56倍、部分拡大にOr7mmの143倍。
黒点数が33個、群が11群というところか。
Or7mmを回すと、黒点でないものも回った。
綿棒とクリーニング液で視野側を拭いてみたが、ほとんど
変わらなかった。
やはり昔の器材は、徐々に劣化してゆく。
アメリカサイズに変えるべきか。
今どきツアイスサイズのアイピースなど、よほどの安物しか無いだろう。
バスを乗り継ぐ。大阪駅から鶴町四丁目行きに乗ったが、
これは間違いだった。天保山行きが正解だった。
適当なところで降りて、少し迷って、本日最後のプログラム
直前に着いた。缶コーヒー一杯(100円)。
大阪(北半球中緯度)の星座の他、赤道直下と北極点の
星空も投影/解説してくれた。
プレセペは見えたが、M31は見損なった。
春の天の川を見た。オメガ星団やにせ十字も見えた。
何度も溜息が出た。
しし座は百獣の王だけど、星座としては今ひとつ形見が狭そう。
すぐ南には最大の星座であるうみへび座、東には面積2番目のおとめ座、
そして北には3番目のおおぐま座、と三方向を大きな星座に包囲されている。
ちなみにしし座の面積は12位。
しし座は昇るとき、南天にかかるときは威勢がよいが、
沈むときは冴えない、そんなふうに書いていた(星座ガイドブック
春夏編)。
気候のせい(宵の東天にかかる早春は済んでいるが、宵に沈む頃は
5月下旬で、あまり透明度の冴える時分ではない、とも書かれていた。
(たかが星座、と)星座ガイドブックを読まなかった過去は、今思えばかなり
残念だった。
プラネタリウムから出て、軽く食事(1,500円)。
今度はまっとうなバスで大阪駅へ。紀伊國屋書店で
衝動買いを何度も抑えて、21時までいた。
食料を少し買う。1,455円。
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