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屑俺日記

僕の備忘録(PC、UN*X、ネットワーク関連が中心)なんです。
自分の書いたところは適当(な時とか)に書き換えますので御了承を。


2007-01-07(Sun) 冷風

KNOPPIX-5.1.1

がリリースされた。早速bittorrentを考えたが、まだだ。
しからばftpで。

$ time wget ftp://SOME_MIRROR/knoppix/KNOPPIX_V5.1.1CD-2007-01-04-EN.iso
--12:23:26--  ftp://SOME_MIRROR/knoppix/KNOPPIX_V5.1.1CD-2007-01-04-EN.iso     
           => `KNOPPIX_V5.1.1CD-2007-01-04-EN.iso'
SOME_MIRROR をDNSに問いあわせています... 130.59.10.35, 130.59.10.34, 2001:620:0:8:203:XXXX:XXXX:XXXX, ...
SOME_MIRROR|XXX.XXX.XX.XX|:21 に接続しています... 接続しました。
anonymous としてログインしています... ログインしました!
==> SYST ... 完了しました。    ==> PWD ... 完了しました。
==> TYPE I ... 完了しました。  ==> CWD /mirror/knoppix ... 完了しました。
==> PASV ... 完了しました。    ==> RETR KNOPPIX_V5.1.1CD-2007-01-04-EN.iso ...  完了しました。
長さ: 730,177,536 (696M) (確証はありません)
 
100%[====================================>] 730,177,536  175.26K/s    ETA 00:00
 
13:42:16 (151.00 KB/s) - `KNOPPIX_V5.1.1CD-2007-01-04-EN.iso' を保存しました [730177536]
 
 
real    78m49.849s
user    0m8.690s
sys     0m39.236s

UML

こないだに続き、また、もう少しつついてみる。

UMLの サイトを読み直し、カーネルとディスクイメージを貰う。
トラブルシューティングの通りになったので、カーネル(2.6.19)を構築しなおす。

/usr/src/linux$ diff .config .config.old
4c4
< # Sun Jan  7 14:06:40 2007
---
> # Wed Jan  3 15:32:19 2007
204c204
< # CONFIG_COMPAT_VDSO is not set
---
> CONFIG_COMPAT_VDSO=y

で、ようやくUMLのログインプロンプトを拝めた。
rootでパスワード無し。

[root@localhost ~]# cat /proc/cpuinfo 
processor       : 0
vendor_id       : User Mode Linux
model name      : UML
mode            : skas
host            : Linux HOST 2.6.17.13-squashfs #3\
 PREEMPT Sun Jan 7 22:01:07 JST 2007 i686
bogomips        : 2896.69

host側でのbogomipsは4011.16だった。

UMLのNet

言うまでも無いが、ログインできただけじゃ、 ちっとも面白くない。スタンドアロンの Linuxなんて1分で飽きる。

Networkの頁通りにコマンドを打ち込んでも駄目だった。
まず FUSEを入れる必要があった。それから uml_utilities_20060622を 貰ってmake install。
FUSEを入れる前にfuse.koがカーネルソースとぶつかることを 思い出し、今動かしている2.6.17.13も再構築。CONFIG_FUSE_FS を外す。
(このあたり、やってみて失敗した順番を逆に書いている)

FUSEを入れると、/etc/udev/rules.dの下に新しい設定ファイルができていた。

$ cat /etc/udev/rules.d/99-fuse.rules 
KERNEL=="fuse", MODE="0666"

以上の準備を終えて、ようやくUMLのネットワーク機能が使えるようになった。

$ ./linux-2.6.19-rc5 ubda=FedoraCore5-x86-root_fs \
  mem=128M eth0=tuntap,,,192.168.10.254

qemuのおかげでtunのudevは設定できている。
UMLの起動中にtun0が作られて、↑のアドレスが当たっていた。 で、UMLにログインして、適当な(192.168.10.253とか)アドレスを当ててやれば良い。
UMLの中で適当なユーザを作成し、hostからリモートログイン。

uml by linux-2.6.17.14

カーネルソースの2.6.19はUMLがうまく作れなかった。
kernel.orgから安定してそうな2.6.17.14を貰い、ARCH=umでmake menuconfig。
これも面倒臭そうなのでCONFIG_MODULES is not set してmake。
無事に起動し、Netもつながった。

Linuxしか使わないなら、qemuより速くていい、かも。


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