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屑俺日記

僕の備忘録(PC、UN*X、ネットワーク関連が中心)なんです。
自分の書いたところは適当(な時とか)に書き換えますので御了承を。


2008-05-23(Fri) やっぱり晴れ

Xenめんど

長く放置気味だった本の埃を払って、適当に空いたマシンに入れてみた。
例によってDebian/Etchに若干のユーティリティを入れてセットアップ。

echo 'hwcap 0 nosegneg' > /etc/ld.so.conf.d/libc6-xen.conf しても、起動直後からコンソールに吐き続けられる"4gb seg fixup, process $COMMAND (pid $PID), cs:ip 73:b7c6c9bc"は止まらなかった。 因みにPen4の3GHz(Dual)である。

xen:~# xm list
Name        ID Mem(MiB) VCPUs State   Time(s)
Domain-0     0      875     2 r-----    283.7
new          3      128     1 -b----      4.5

あれれ、仮想マシン(new)からはプロセッサは一つしか見えてないや。
ブリッヂの設定は VirtualBox と同じでもいけるのだろうか。
さしあたっては一発メモ通りにNAPTを設定して、apt-get やってしまったが、 これでは他のマシンに、XenのドメインUを独立したノードと見せかけることができない。

xen-toolsで作った仮想マシン続く

結局 Domain-0にブリッジを作り、これにIPアドレスを振った。
後は特に問題もなく、仮想マシンもLANからDHCP。

デフォルトの標準時がUTCだった。
ntpdate して首をひねる。依然として9時間ずれたままだ。
/etc/timezone はAsia/Tokyoになっていた。入ってなかったlocalesを設定しても 何も変らない。適当にぐぐり、環境変数TZに"JST-9"を入れて解決したようだ。

/home/xen/domains/$domain の下に、disk.img とswap.img ができている。
disk.img は /etc/xen-tools/xen-tools.conf で指定したとおり、ext3 で、 (少なくとも起動していないとき)Domain-0でマウントしたり、中を編集したり できた。

sambaもめんど

usershare ちくちく。あーでもないこーでもない。スーパーユーザ じゃなくても書き込めるようchgrpしたりchmod 1770 したり。それだけじゃ できた共有に書き込めないので、書き込む為にも、またnetコマンドもげもげ。
設定が間違ってると、追加した共有は、ぜんぜん有効にならない(当然だけど)

Xenって速いの?

GNU screen-4.0.2 をmake してみた。
どちらもDebian Etch 。

user@domain-0:~/screen-4.0.2$ time { ./configure && make ;}
(ry
real    0m41.672s
user    0m22.157s
sys     0m15.733s
user@domain-U:~/screen-4.0.2$ time { ./configure && make ;}
(ry
real    0m28.469s
user    0m21.629s
sys     0m5.624s

あくまで一例だ。判定は慎重に。

DebianからGentoo

Domain-U に入れやすそうなものを考えて、ふとchroot環境下 でシステムを構築するGentooを思い出した。
Debianのdisk.img とswap.img を借用する。マウントして 中身を消し、 インストールガイドぱらぱら。stage3-x86-2007.0.tar.bz2 とかportage-latest.tar.bz2 とか を貰ってなんのかんのする。
それにしてもLFSを体験するとGentooのインストールは気が抜けるほど楽だ。

横着が祟り(カーネルはDomain-0から)Login: の代わりに"Give root password..." になったが、 ともかく何か起動はできた。続きはまた。


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