パラスを見て、しばらく放置してからシリウスに向けた。
シリウスBは、やはり自分の環境のTSAには難しいようだ。
シリウスに向けて、日の出すぎくらいまで放置していた。
シリウスはファインダーではかなり見づらくなった。
見えなくなるまで待てずに撤収。
そのまま朝食と昼食を用意して出た。 地下鉄で中央図書館へ(280円)。9時半過ぎくらいに入ったはず。
「天体望遠鏡」で検索。
地人書館の望遠鏡カタログ誌他1981頃以前の本をいくつか出して
もらった。やはり寝不足でじきに眠くなった。
昼食後もそれを続けて、返した後あちこち拾い読み。
写真集の「汽罐車」とか蒸気機関車の技術書とか、ピープスが
官僚になってから算術を習い、望遠鏡を買ったり科学団体
の総裁になったりニュートンと親しかったといった本
とか。
夕方前に出て、バスを乗り継ぐ。
一眠りしようかと思ったが、タブレットでKOF関係の処理と格闘
して、結局寝られず。
バランスウェイトを買おうかと思ったが、在庫がない由。
後で注文しようかと思ったが、目と鼻の先に振込手数料や
運送料を払う気になれず。
食料を買って(1,117円)、帰宅。
中央図書館にあった「天体望遠鏡のすべて」(地人書館)の 73,75,79,81年版をめくり、D型に関係する記事を探す。
「メーカーが推薦するベストテレスコープ」で
D型は75年だけ紹介されていた。
ユーザーの紹介記事にもD型はなかったようだ(S型らしいのがあった)。
以下、年度ごとの紹介記事。
73年: 100mm反射I型、TS65mmセミアポ(S型?)、TS式80mm屈折(セミアポ
およびアポクロマート)
75年: D型、P型、TS式100mm反射1型
79年: V-1、TS式100mm反射I型、TS式90mmセミアポおよびフローライト
81年: V-1、P-2、TS式90mm三枚玉セミアポおよび三枚玉フローライト、
TSシステム160
100mm反射赤道儀が"I型"だったり"1型"だったりがご愛嬌。
もうひとつ、D型のお値段の変化も。
73年: 54,000円、送料2,300円(タカハシのサイトより安い)
75年: 108,000円、送料4,500円
79年: 116,000円、送料4,500円
81年: 127,500円、送料4,500円
73年の後、値段が倍近くになったのは興味深い。やはりオイルショックが
堪えたのだろうか。
70年代半ばを過ぎると、どうもあまり売れなくなってきた
ように思える。フローライト前の80mmアポよりは売れていたにしても。
やはり、D型を定価で買った最後の人が気になる。
いつ、どこで(通販か店頭か、それとも80年代以後の代理店経由か)、
そしてどんな思いだったのかを。
D型の謎は魅力的だ。まだまだ探りたいものだ。
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