一昨日よりは風が穏やかになった午前1時頃から一時間くらい 観望。
モータードライブ装着のD型。ほぼ想定通り動かすことができた。
リゲルBはあまり明確ではないが、ともかく見えた。
もちろん、シリウスBなど無理。
ミューロンも出した。今日も、十分に馴染んだとは言い難い実戦投入となった。
涼しい部屋と屋外との差は、かなり大きいようだ。
あまりシャープではないものの、108倍でリゲルBが
はっきり見えた。
反射望遠鏡は、やはり天候を選ぶようだ。
シリウスBは見えなかった。
3本のスパイダーで6本の光条が見えるが、TSAに六角絞りを
入れた時ほど強烈には見えなかった。
アリミゾは着脱容易だが、鏡筒を回転できないのが
地味に痛い。
M41をミューロンに入れてみた。いまひとつ冴えない気がした
のは倍率が高すぎるせいだったかも。
40mmと20mmで、実視界はあまり変わらない。
望遠鏡はやはり一度に一台。二台以上は腰に響く。
こちらは日暮れの後。
やはり2台出さずにいられなかった(TSAとミューロン)。
徐々にミューロンが本気出してきた。
大口径の意地を、そこはかとなく感じた。
月面のクレーターで比較。半分陽の当たっているエラトステネス。
ぐらつきがちの経緯台でジャストピントが得られたか怪しいミューロンは
ビクセンの10mmで216倍、手許で用意できる最良架台(EM-2)のTSAは
NikonのNAV-5SWで180倍。
大体はTSAがシャープに見えていたはずだけど、時々 ミューロンがTSAを凌ぐ、とは言えないにしても、 かなり迫るような月面詳細を見せてくれる瞬間も、 無いではなかった。
往年の「6cm屈折は10cm反射と同じ」という話を思い出した。
比率的にもほぼ同じだ。お値段は(新品と中古品の差は見なかった
ことにしても)二倍以上の差があるが。
光害の少ない場所で低倍率にしても見たいものだけど。
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