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ずくぶろく


2023-03-12(Sun) 春の透明度は良くないらしく、星はかなり見づらくなった。

[見たもの] ιLibでなくαLib

本日深夜(明日直前)、東天低空の星食は見られるかどうか (天気予報は晴れ後くもり)。
それでも先程(4時前くらい)に、双眼鏡で月と同視野に見えた。
のは、ιではなくαだった。薄曇りで4.5等が見えるはずもなく、また 月との離角も遠すぎる。

改めてナビゲーターで確認すると、潜入時の地平高度は2°足らず。
たとえ晴れてくれても、これでは出現しか見えそうにない。

1日後になっただけで、月の出が、ここまで遅くなるとは思わなかった。
確か小学3年くらい(まださほど興味ない頃)に、月の日周運動を観測する 宿題があったはずだけど、時刻を記録した上で複数日の連続観測していたら 気がついていたかもしれない。

[見たもの] 薄曇りのきぼう

前段を書いて、河川敷に歩く。少し厚着してレジャーシートと双眼鏡など。
望遠鏡は持ってゆかなかった。

以下、きぼう予報サイトより。
日本列島 大阪のきぼう予報 天空経路情報 地平座標表示 全天表示

月を1型などで仰いだ後は少し晴れていたようだったけど(αLibが双眼鏡で見えた) また雲がすっぽり。裸眼では星は見えなかったはず。

距離も遠いので裸眼では無理かと思って双眼鏡で探していたが、 結局また裸眼で見出すこととなった。予想して双眼鏡を向けていた 方角には見えなかった。

05:23:42 見えていることに裸眼で気づいた。
05:25:17 裸眼で見えなくなった。
05:26:06 双眼鏡でも見えなくなった。

[見たもの] 黒点

10時くらいにD型を出して太陽に向けた。黒点が16個ほど、黒点群が9個ほど見えた。

晴れてはいたが雲が多く、金星や木星の導入は絶望的と思えた。

[行ったとこ] コーナンとか

例のごとく野暮用を済ませて昼食(1,400円)。今日はあまり粘らずに出た。

コーナンにて、1型の足に当てる台座(代わりにしているプラ木レン)と、 1型に被せるビニール袋(半透明)を購入(1,539円)。

北図書館に寄ろうかと思ったが、現地で休館日(図書整理期間)である ことを知った。そのまま帰宅。

[見たもの] 金星だけ

18時8分に双眼鏡で雲間に見えた。18時15分に裸眼で見えた。
木星はどうしても見えなかった。

[見たもの] M41とか

1型を出して、鏡筒を上に向け、蓋を開けて1時間ほど放置していた。
その後に目に付いた天体いくつかに向けてみた。

めっきり低くて、裸眼であまりよく見えないリゲル。Bは40倍でも 143倍でも見えなかった。シンチレーションもあまり良くない。

M41は6cmより、 明るい星の輝きが幾分か「派手目」に見えた気がした。
よく見える星と、ほとんど見えない星とが同時に連続して集合している のが好い。
TSAがどう見えていたのか、あまり思い出せない。

ニュートン式の反射赤道儀は前方に自分の場所がいる。
ベランダでは視界の制限が屈折よりきついかも。

[見たもの] ιLibの星食

見たとは言えないかも。潜入の瞬間はもちろん、出現の瞬間も見えなかった。

潜入は低空と天候で諦めていたが、まだ見たことのない暗部からの 出現は見えるかもと河川敷へ。
23時半くらいに着いて、レジャーシートに腰を据えて カメラ三脚に乗せた双眼鏡で月を追ってみた。

全天に各種の雲が溢れかえって、切れ間で一等星などが時折見えた。
月の欠けた部分自体、ほとんど分からないほどだった。
低空の月は見えていたが、雲に隠れたり一部出たりが続いていた。
αLibが少し見えたときもあったが、じきに雲の彼方に消えた。
48時01秒に、暗い星がひとつ見えた。
1分も待たないで消えてしまい、二度と見れなかった。
場所から察するに、出現後のιLibに違いない。

月の周りで見えた星は記述の2星だけ。それ以外何も見えなかった。


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