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ずくぶろく


2023-03-11(Sat) 今日もいろいろある、はず

[読んだ本] 宇宙讃歌

故人の本があれこれ欲しくなり、オークションにて 誰も競合のないまま落札(送料、手数料含め1,400円)。
3/4支払い、3/6発送連絡、3/10着であった。
慣れるしかなさそうだ。

1993年刊行。
これまで目にしたものも含め、新旧の写真とりどりが乙。
新しい宇宙論(一部は旧くなってそうだけど)を踏まえた解説も好い。

[見たもの] 望遠鏡で見られなかったきぼうとか、ダブル・ダブル・スターとか

以下、きぼう予報サイトより。
日本列島 大阪のきぼう予報 天空経路情報 地平座標表示 全天表示

やはりダレ気味というか。就寝が遅くなったことも 手伝い、目は3時くらいに覚めたけど体は 4時過ぎまで立ち上がれなかった。
確認した時刻は4時18分。35分の予報時刻まで17分しかない。

FS60Qを抱えて近くの公園に走った。
当然街灯が眩しく、晴れてはいてもぼんやりしていて 北極星を確認できず。
アプリのコンパスも出鱈目な方角を指していた。
時間にも余裕がなかった。

そんなわけで、天頂付近を見上げたら既に光っていた、のが 4時35分より前だった気がする、程度しか記録できなかった。
裸眼で見失ったのは4時36分56秒。

ファインダーに見えても、主鏡で捉えることはできなかった。
見掛け視界50°の60倍でアイリリーフ6.5mm。
周囲の人工灯火に晒されて暗順応できていない裸眼。
ファインダーは直視、主鏡はプリズム経由で直角。
椅子を持ってこなかったので中腰。
そんな状況で天頂付近から地平線近くに 流れゆく人工天体の拡大が見えるはずもなかった。

こと座がやや高くなっていたので、ε星に向けてみた。
120倍で、4連星のような、そうでないような様子に見えた。

M57(8.8等、1.4′)にも挑んだが、それらしい天体はどうしても見えなかった。
惑星状星雲に超新星残骸といえば、かに星雲(M1)も環状星雲(M57)も 亜鈴状星雲(M27)もらせん星雲(NGC7293)も見えずにいるのに、 土星状星雲(NGC7009)と 木星状星雲(NGC3242)は見てしまった、という妙な状況。

[見たもの] 太陽黒点

昼前にTSAとEM-2を出す。
45倍の直視で、黒点がざっと17個、黒点群が9つくらいは見えた。
目を傷めないように長く見続けることは避けて。
思い切って180倍で黒点を見たりしたが、やはりシンチレーションが。
90倍では少し物足りない。ビクセンのNPL10mmでしかないのが、もっと物足りない。

午前中に何度か金星の導入を試みたが、全て失敗。それ以外は試す気にもなれず。

[見たもの] 金星と木星

かなり離れてきたが、単眼鏡ではまだ同視野に見えた。

[行ったとこ] あちこち

まず、米を買いに出た(2,328円)。

戻ってまた出た。バスで守口車庫前まで行き、その他食料を 調達(1,973円、570円)。帰りは違うバスに乗った。また食料に1,105円。

バスの中で即決220円。と思ったら手数料などで816円。
スマホアプリだけで購入するのはやめたほうがいいようだ。

勢いで夕食を用意してから、 再度出て、大阪駅前へ。
デパ地下にて自分以外に22,968円。すっきりした。

急いで夕食を取って宅配に備えた。
グッズを受け取って組み立てた後、月の出を確認するため河川敷へ。
流石にそれ以上の外出はしていない。

[見たもの] 月の出

明日の星食は東天低空なので、河川敷で事前に位置を確認するため 21時過ぎに4度目の外出。21時40分頃から30分ほど歩いた。

[グッズ] TS式100mm1型

遂に1型反射赤道儀を買ってしまった(運送料込みで91,674円+振り込み手数料が660円)。
ミザールのH100が 同じ店で2万余りだった(本体価格税込み、梱包+運送料別途)。

20時過ぎに届き、早速組み立てた。鏡筒、赤道儀、直脚のみ。
銘板(鏡筒及び赤道儀)には、「77066」とあった。
赤道儀と三脚座を締結するビスを忘れた(別途送付予定)との事前連絡があった。

<取消>
赤経微動のノブは奥まで差し込むと筐体に当たって回らない。
また、赤緯クランプに当たりやすいようだ。このあたり、 既存品流用が堪えたに違いない。

</取消>

↑はノブの種別を間違えていたことによる勘違いだった。 リンク先の写真をもとに組み直すと、当たるところはなかった。
鏡筒バンドのノブが赤経微動と同じ大きさだった。頻繁に緩めて回転させる前提であろう。
赤緯微動が少し固い。もとからそうなのだろうか。
本体キャップ(樹脂製)及びファインダーのキャップ(前後とも半透明の軟質塩ビ?) は付いていた。
接眼部のキャップはD型と同じだった。

赤道儀はD型と同じだけど、全体を持ち上げてもさほど重くなかった。
というかD型の重さは長い伸縮脚のせいだ。

光軸は合っているらしく、内外像は一応綺麗に見えた。
シリウス(もちろんBは見えない)が引き締まって見えた。

青板の球面鏡でも、F10でまともに作ってあればよく見える、らしい。
まだ月くらいしか見てない。見え味についてはもう少し見てゆきたい。


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