南中を過ぎたシリウスに向けて、日暮れの後に
ベランダに出しておいたミューロンと格闘。
焦点内外像を両方とも同心円にしようとしたが、
片方を合わせると他方がずれてくるようだった。
副鏡のセンタリングも要るような気がする。
それでも像が少し安定して、リゲルBがかなりマシに見えてきた。
うみへび座の木星状星雲(光度 9.0等 視直径 20.8')
は、αHyaからいくつか辿っていると、23時26分頃に
意外と簡単に見つかった。
他の惑星状星雲と同様、ぼんやりした光の塊としか見えなかったが。
108倍がいちばん見やすかった。216倍では大きく薄くなり、
54倍では小さく、狭いバックグラウンドも明るすぎ。
同視野で見えた一番暗い星は GSC6065.765(光度 11.83等)だった。
昨年見た 土星状星雲(NGC7009、光度 8.0等 視直径 1.7') より、ひときわ明るく見やすいような気がしたが、 同じ望遠鏡で見た訳ではないから、「気がする」止まり。
ミューロンならFS60(Q?)で駄目だった NGC7293(光度 7.0等 視直径 12.8')も見えるだろうか。
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