昨日は低い月を見た。もう少し高く昇る までしばらく。
昨日から今日に入ってまもなく、南中前の
月を見た。眩しい。
まだ気流が落ち着いてくれないと、56倍
より大きくなると鋭さが足りなくなる。
中央図書館は勿論、都島図書館にもあったが、 借りるだけでは我慢できなくなって入手。
オークションで送料、コンビニ手数料込みの725円。
即決にすると10円高かったが、待つ気になるほどの差でも
なかった。
わりと綺麗な古書。
「天体望遠鏡ABC教室」の更新版といった体裁。
中は、星図を除き全ページフルカラーだった。ABC教室は一部2色刷りと
モノクロもあった。
2002年の「最新」は、 自動導入やデジタルカメラについても触れており、
電視観望が載ってないことを除けばさほど古くない。
言い換えれば、21年間、さほど進歩が無かったことになる。
ABC教室に載っていた「サングラス」による太陽観測も、危険なため
載せない旨が書いてあった。
たぶん本書が最盛期だったと思う。その後に出た、同じ体裁の 「天体望遠鏡の使い方がわかる本」(2007年) は更新されてこそいるが、迫力まで増しているかといえば。
この日に見たのか、次の日(25時くらい)に見たのか、書いている
11日の夕刻には、既に思い出せなくなっている。
確かスピカが南中していたはずなので、この日の22時か23時くらいか。
スピカからの導入は、いくらか慣れてきた。
アイピースを頻繁に変えて見ながら、せわしなくフレキシブルハンドルを
回し続けていた(モータードライブは1型に付けっぱなし)。
少し風が出ていて、あまりシンチレーションは良くなかった。
Or18mmの56倍ではやはり、細長く見えていただけだったが、
それより高い倍率で大体2つに見えた。やはり反射望遠鏡の1型より、
回折像は綺麗だ(同じことを何度も書いている)。
Or5mmの200倍でも普通に見えたが、Or7mmの143倍が妥当と思えた。
低空の月は赤銅色だった。少し高く昇るのを待って見たのは 25時を過ぎていたはず。眠い...
リンクはご自由にどうぞ。でもURLや内容が変った場合はあしからず。