630円+コンビニ手数料100円。土曜日に買って月曜日に届いた。
出品者は迅速に動いてくれたようだ。
チロの天文シリーズは初めてだ。
初版1990年、1994年第3刷とあった。A5版ハードカバーだった。
ほとんどのページは2色刷りだった。
小さい本だけど、内容は詰まっている。
ABC教室と
天体望遠鏡教室の間くらいな気がした。太陽観測に
「サングラス」を注意して使用するように書いてあったりする。
望遠鏡の写真について。
メーカーも機種も多くなっていた。Nikon6.5cm屈赤(EDか否か不明)、
Pentax ED(SD?)HF125、五藤マークXにMX-II、タカハシEM-1、EM-200
にTSC-225シュミットカセグレン、ビクセンや三鷹も。
ABC教室の使い回しでタカハシV-1や1型も。
ドブソニアン自作についても何ページかあった。
同工異曲に見えて、内容はアップデートを続けていたことが
よく分かった。
スペースボーイ赤道儀にFS60Qを乗せ、 その鏡筒バンドに小さい自由雲台を付け、 その上にMAKSY60。で23時半くらいから0時前まで ひとしきり試行錯誤していた。
非常に扱いにくかった。
遠景で両者を並行にしたつもりだったが、
無限遠では平行になってなかった。もっと遠くには架台が低くて向けられない。
ちょっとぶつけるとMAKSY60がずれる(FS60Qはびくともしない)。
自由雲台を固定すると撓む。
中空に向けると低くなり、ただでさえ覗きにくい
ファインダーは一層見づらくなった。
バランスウェイトは目一杯外に固定しても少し足りない。
それでもなんとか両者同時にγVirを導入できた。
同じ倍率にはできなかったが、どちらでも分離できていた。
2本の鏡筒に3本のアイピースをとっかえひっかえして比較する。
FS60Qは60倍でも2つには見えず、MAKSY60の75倍
では2つに見えた。
FS60Qの120倍は、MAKSY60の150倍よりクリヤーに感じた。
まだ極限分解能で勝負あったとは言いにくいが、
やはりFS60Qのほうが見え味が「好い」気がした。ファインダーも
MAKSY60は一段とお粗末。
値段の違いを勘案すれば、費用効果が高いのだろうけど。
FS60Qは高価い。本体だけで税込み115,500円、鏡筒バンドとカメラ回転装置と
天頂プリズム(手元のはビクセンだけど)で更に更に高くなる。それに対し
MAKSY60はファインダーを合わせても18,000円程度。
軽量コンパクトで、安価なため遠慮なく酷使できる点も良い(?)。
でも豚の背中では使いにくい。似合った架台がない。
使ったことのないAZ-GTiしか選びようがないかも。
さしあたりの対応策として、FS60Qもろとも
D型用赤道儀に載せ替えてみた。自由雲台は大きいのに
替えた。バランスウェイト1つで、一応バランスは合った。
これでいくらかマシになるかも。
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