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ずくぶろく


2023-04-17(Mon) 昨日は少し晴れたはずだが

[読んだ本] 藤井旭の天体望遠鏡ガイド

630円+コンビニ手数料100円。土曜日に買って月曜日に届いた。
出品者は迅速に動いてくれたようだ。

チロの天文シリーズは初めてだ。
初版1990年、1994年第3刷とあった。A5版ハードカバーだった。
ほとんどのページは2色刷りだった。

小さい本だけど、内容は詰まっている。
ABC教室と 天体望遠鏡教室の間くらいな気がした。太陽観測に 「サングラス」を注意して使用するように書いてあったりする。

望遠鏡の写真について。
メーカーも機種も多くなっていた。Nikon6.5cm屈赤(EDか否か不明)、 Pentax ED(SD?)HF125、五藤マークXにMX-II、タカハシEM-1、EM-200 にTSC-225シュミットカセグレン、ビクセンや三鷹も。
ABC教室の使い回しでタカハシV-1や1型も。

ドブソニアン自作についても何ページかあった。
同工異曲に見えて、内容はアップデートを続けていたことが よく分かった。

[見たもの] FS60QとMAKSY60のポリマ

スペースボーイ赤道儀にFS60Qを乗せ、 その鏡筒バンドに小さい自由雲台を付け、 その上にMAKSY60。で23時半くらいから0時前まで ひとしきり試行錯誤していた。

非常に扱いにくかった。
遠景で両者を並行にしたつもりだったが、 無限遠では平行になってなかった。もっと遠くには架台が低くて向けられない。
ちょっとぶつけるとMAKSY60がずれる(FS60Qはびくともしない)。 自由雲台を固定すると撓む。
中空に向けると低くなり、ただでさえ覗きにくい ファインダーは一層見づらくなった。
バランスウェイトは目一杯外に固定しても少し足りない。

それでもなんとか両者同時にγVirを導入できた。
同じ倍率にはできなかったが、どちらでも分離できていた。
2本の鏡筒に3本のアイピースをとっかえひっかえして比較する。

FS60Qは60倍でも2つには見えず、MAKSY60の75倍 では2つに見えた。
FS60Qの120倍は、MAKSY60の150倍よりクリヤーに感じた。

まだ極限分解能で勝負あったとは言いにくいが、 やはりFS60Qのほうが見え味が「好い」気がした。ファインダーも MAKSY60は一段とお粗末。
値段の違いを勘案すれば、費用効果が高いのだろうけど。
FS60Qは高価い。本体だけで税込み115,500円、鏡筒バンドとカメラ回転装置と 天頂プリズム(手元のはビクセンだけど)で更に更に高くなる。それに対し MAKSY60はファインダーを合わせても18,000円程度。

軽量コンパクトで、安価なため遠慮なく酷使できる点も良い(?)。
でも豚の背中では使いにくい。似合った架台がない。 使ったことのないAZ-GTiしか選びようがないかも。

さしあたりの対応策として、FS60Qもろとも D型用赤道儀に載せ替えてみた。自由雲台は大きいのに 替えた。バランスウェイト1つで、一応バランスは合った。
これでいくらかマシになるかも。


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