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ずくぶろく


2023-04-28(Fri) また少し晴れてくれた

[見たもの] 1型の月など

21時過ぎから23時近くまで、家の外に1型を運び出して見ていた。
公園まで持ってゆけなかった。

椅子もレジャーシートもなく立ち見。それでも専用直脚の長さ が適切で、鏡筒回転で接眼部の方向を調整できたので 屈折式と比べると実に楽だった。

MAKSY60より少し良く見える感じだった。

Or5mmによる200倍は、流石に少々過剰倍率だったらしい。
111倍で見えないものが見えてくることはなかった。
眩しさがかなり抑えられて、見やすくなってはいたが。
風が少し吹いていたが、像の乱れは思ったほどひどくはなかった。

22時過ぎくらいに月の北側、暗縁付近に星がひとつ見えることに 気づいた。
さきほど確認したが、かに座のGSC1407.912(6.47等)らしい。 接食というほど近づくことはなく(少なくとも大阪では掩蔽 でなかったらしい)、見ている間に次第に離れていった。

月齢8.4で、朝方に上弦だったはず。
地球照が見えていた。月齢いくつで見えなくなるのか。
内面反射がよく抑えられていれば月齢10くらいまでは 見えるそうだけど、そうでなければ半月が限界と聞いた。

声がけはしなかったが、それでも通りがかりの数人が 望遠鏡の月を見て驚嘆していた。
やはりTVやYoutubeとは違うのだろうか。

「この望遠鏡はいくらなのか」と尋ねられて返答に窮した。
真面目に考えれば考えるほどお値段が出てこない。半世紀近く 前の、さほど大量生産でもなく、さりとて骨董品というほどでもない、 産業用でない機械に安定した相場などある訳がない。
自分の払った金額で同じものが手に入るかどうかも分からない。
オークションで時折流れているが、まともに使える ものかどうかなど、買った人しか分からない。
おまけに他機種の流用や、買い足したパーツもあるから、尚更 迷ってしまう。

22時半くらいに月が傾き、前より揺らぎが目立ってきた 気がしたので、二重星に切り替えた。θVirとγVirだけだったけど。
雲が出てきたので引きあげた。

[読んだ本] わが友 石頭計算機

市立図書館に初版が、府立図書館に第2版(バグフィックスあり)が 収蔵されていたが、やはり物足りなくなってしまった。

4/26(水)夕刻、バスの中で購入。降りてすぐコンビニ払い。 1,800円+100円。

ポストにやっと入るダンボールの包みが届いていた。
緩衝材とビニールで丁寧に梱包されていた。
現品もわりと綺麗。

独特の挿絵と物語世界の雰囲気はやはり、他の追従を許さない。

「石頭コンピューター」とも比較せねばなるまい。ちょっと めくっただけでは劣化コピーとしか映らなかったのだけど。


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