ずくぶろく

☆ [グッズ] TSA-120

またタカハシ。 前回の倍。
「即納」に衝き動かされて注文したのは先週金曜。ただし 即納でない部品まで一緒に注文したため、 一週間待つこととなった。週末配達を希望していたはず だけど、一日早く送ってくれたため、不在通知を貰って 再配達を頼むこととなった。

もちろん、同時に頼んだカメラ回転装置も天頂ミラーも 必要だと思ったからだ。
緩めて回転する機構は無いでも無いが、あまり 使いよくも無いので、そっちは使わないこととする。

予定通りに届いた。組み立ててざっと確認。

実際に見てはいたものの、やはり「でかい」。
身の丈に合わないのはやはり、値段だけではなかった。
両手で抱え込み、滑って取り落とす可能性に怯えながら そっと鏡筒バンドに乗せる。

アイピース(これも重い)を変えるために抜くと、途端にバランスが崩れる。
クランプのどれかを締め忘れていたら、それだけで事故になりそうだ。

EM-11クラスの赤道儀でも、乗らないわけではない。 赤道儀に付いていたウェイト(3.5kg)でも、なんとか 極軸まわりのバランスは合った。
しかし、結論を言えば、それではちょっときつい。

赤緯微動に手が届きにくい。極軸にしても同様。
長いハンドルを用意するか、モーター制御にするか。
どこが原因かいまいち分からないが、風で揺れやすい。

ファインダー(7x50mm。これもでかい)の取付部は6x30と ほぼ同じ構造。合わせにくい。締め付けるとずれる。

現在用意できる接眼鏡で、45倍と180倍になった。

白昼の月は、大きく見えるだけで特別な印象はなかった。
夜になり、低くなった月はかなりくっきり見える。

土星を見た。カッシニの空隙がはっきり見える。
縞も普通に見える。近くの暗い星が恒星なのか 惑星なのかは、もう少し見続ければ分かりそうだ。

木星も見た。縞が直線でないことがはっきりする。
4大衛星以外も見えそうな気がした。

操作していると少し疲れた。昨日あまり寝てないせいもあるが。

前後のバランスをとったり、ファインダーを見やすい位置にするために 鏡筒バンドを緩めるのは、できればやめたい。
ラックピニオンが少々重く感じられた。そう作ってあるからかどうか まだ分からない。