C/2022 E3を見ようとして徒労に近い試行錯誤 の末に、4時半くらいに30倍のFS60Q相当を経緯台に乗せて出た。
予報では5.9等くらいだったが、想定した位置付近を
いくら撫で回してもそれらしい天体は目に入らなかった。
早々に諦めて、適当な方角に向けてプレセペを見たり、
星座早見アプリで表示の見当たらないかみのけ座を
双眼鏡で拝んだりしてお茶を濁していた。
まだヴェガが消えていない6時過ぎに河川敷に歩き、日の出前の南東を双眼鏡で
探す。
白っぽくなった背景に白い星を2回見たが、
円盤像までは確認してないので、水星を見たと
言えるのか曖昧。
知人の勧めでヨドバシに取り寄せを頼む(1,540円)。
入手できたのは1/20(金)のはずだけど。
日めくりカレンダーなんて児童の頃に家にあったくらいか。
毎朝の刺激にいいかも。
星の手帖社や河出書房新社とかはあまり見てなかった。
第一に誠文堂新光社、第二に地人書館、第三に恒星社とかそんな感じ
だったはず。
家に届いたのは1/19(木)だった(1,210円+振り込み手数料が490円?)。
同人誌、いや学校のプリントを思わせる印刷物。
中の光軸修正に関する見解(「ニュートン式こそ難しい」、
「いまどきの短焦点、玉数からいって『屈折望遠鏡はラフで良い』
はもう古い」、「シュミットカセグレンに有用なツールは無い」etc
は参考になった。
どのみち光軸のずれたミューロンとホワイトドブについては
習うより慣れろとしか言いようがなさそうだけど。
前の日曜の気まぐれで溜まっていた野暮用をなんとか処理。
11時くらいから12時くらいまで。
D型をベランダに出す。
白昼の金星を見たかったが、導入に成功する前に曇ってきて
諦め、太陽に限定する。
バーダーのフィルターはやはり綺麗に見える。TSAにも装着したい ものだ。
そのままカメラアダプターを装着して拡大撮影。撮った コマは、カメラの液晶画面でチラ見しただけ。まだ ちゃんと確認していない。
12時半くらいに出たはず。風が強い。
例の店で昼食を済ませ(1,400円)梅田から 恵美須町へ(230円)。
シリコンハウスでモーター関連を探す。
結局
ワンダーキットSK-FSK(1,870円)とプロペラ2本セット(220円)の他、適当な
DCモーターを3つばかり(合計450円)購入。
"Hello, Motor!(車にあらず)"できればいいが。
16時半過ぎくらいにまた恵美須町から 天六を経由して太子橋今市へ(280円)。
駅から少し歩いて河川敷へ。
橋の上は上下に揺れる上、車や人が
ひっきりなしに通り過ぎ、眼下はるかに
水面。とても落ち着いて星を探せる場所では
ない。土手に退却。
持っていた単眼鏡で金星が見えたのは17時15分頃。
この時点ではどうしても土星は見えなかった。
食糧を買って(2,193円?+920円)、またすぐ河川敷へ。
18時にはかなり暗くなっており、金星は裸眼で、土星も単眼鏡で
同視野に見えた(裸眼では見えなかった)。
以下、きぼう予報サイトより。
大阪のきぼう予報
天空経路情報
地平座標表示
全天表示
雲もあって、予報時刻内ではどうしてもきぼうは見えなかった。
しかし、予報時刻を過ぎてから、諦めかけながらも単眼鏡を北に向けると、
裸眼で見えなかったきぼうが見えた。
18:05:00 この頃単眼鏡できぼうが見えた。 18:06:06 橋の向こうで消えた。
低空にシリウスとプロキオンが見えた。
普段行く河川敷よりかなり上流のせいか、周囲が
ほんの少し暗く感じた。
バスの車内で水平器の取り置き依頼。
一旦帰宅。18時50分頃、沈みかけの土星が見えたが、やはり 裸眼では見えなかった。双眼鏡。
コーナンに飛んでゆき、ホワイトドブの 三脚座としてプラ木(882円)と、 ミューロンの副鏡固定ナットのために 9ミリレンチ(片眼鏡、1,078円)購入。
ジュンク堂に向かおうかと思ったが、 流石に限界という気がしてやめる。
再度食糧購入(484円)、帰宅。
夕食後にカノープスを見ようかと思ったが、 ちょっと時間が足りない(南中は22時40頃)ので こちらも諦めた。
普段の10倍くらい生きた気がする。
毎日がこうだったら、最期の日まで一年ないだろうな。
リンクはご自由にどうぞ。でもURLや内容が変った場合はあしからず。